薄桜鬼GO 風ノ章





 徳川幕府が長く治める太平の世――その世が乱れ始めつつあった京の都へ、一人の少女が訪れていた。新人トレーナーの千鶴は、旅に出たまま音信不通となった父親・ハゲ医者ポケモンの雪村綱道を探しにやってきたのだ。ところが綱道探しで頼りにするはずだった綱道の知人、有名なポケモントレーナーである松本良順は屋敷を留守にしており、頼みの綱を失った千鶴は途方に暮れてしまう。
 気付けば辺りはすっかり暗くなり、急ぎ今宵の宿を探さねばと焦る千鶴だったが、運悪く悪質なトレーナーに絡まれてしまう。持ちポケのない千鶴へ強引にジム戦をさせ、金を巻き上げようとする悪質トレーナーから逃げ出した千鶴は夜の京を逃げ惑う。
 物陰に隠れた千鶴の耳に、不意に男たちの悲鳴が届いた。アイテム欲しさに辻斬りを行う浪人? それとも合意を得ずに始める辻ポケモンバトル? 何にしても良い状況とは思えない。息を殺し、震えながらこっそりと逃げ出そうとした千鶴であったが、隠れていた場所から出ようとしたはずみに音を立ててしまう。
 悲鳴を飲み、恐る恐る振り返った千鶴の目の前には、刀を下げ、怜悧な目を向ける男たちの姿があった。揃いの浅葱色の羽織に、鉢がね。手にした刀からは血がしたたり落ちている。静かな眼差しを向ける男、その隣で玩具を見つけたようにニヤニヤと笑う男。そうしてその後ろから悠々と歩いてきた長い黒髪を一つに束ねた男――。
 男は仲間と思わしき男たちの間をすり抜けると、へたり込む千鶴へ向けて刀を抜き放ち、その冷たい切っ先を首元へ差し向けると、夜風に髪をなびかせながら告げる。
「逃げるなよ。背を向ければ、斬る」
 そして男は千鶴を己の住処へ連れ帰り――紆余曲折を経て、千鶴へ一つのモンスターボールを渡した。
「こいつを俺に投げろ。おまえを新選組副長のポケモントレーナーにしてやる。綱道さん探しに協力するのは、こいつが条件だ」
「えっ……あの、ポケモン側がトレーナーを選ぶんですか? 未熟なトレーナーを拒絶するなら分かりますけど、無理やりゲットさせるなんてそんな……」
「四の五の言うな。断れば斬る」
「は、はい……」
 こうして千鶴は父親探しのため、京の都で新選組の武士ポケモンたちと暮らすことになるのであった。


 当初は、こんなやつにトレーナーが務まるのか、いやしかし野生のポケモンのままでは活動に支障が……等々何かと肩身の狭い思いをすることも多かったが、共に暮らすうちに、やがて千鶴は隊士たちと親しくなっていった。自身がトレーナーであると分かると何かと危険が付きまとうからと、素性を隠すため男装して隊士ポケモンたちに混じっての暮らしにもずいぶん慣れていく。
 新選組というジムを自称する彼らは、京都守護職である松平容保により呼び集められ京の町を守っている野生のポケモンの集まりだった。正式な武士ポケモンではないためにトレーナー藩主の持ちポケではない彼らは、その野生ゆえに京の住人やポケモンたちから「壬生狼」と恐れられつつも、日々町の見回りを続けていた。
 そんな頃、市中を巡察中に出会ったのが笠間藩士――笠間藩主の持ちポケである相馬だった。縁あって新選組の屯所へと詮議のため引っ立てられた相馬だったが、どうにか誤解はとけ、相馬自身が思い込んでいた新選組の粗野な噂も払しょくすることとなった。相馬は、壬生狼と呼ばれ恐れられる彼らの噂を知っていたのだ。
 嘘のつけない正直でまっすぐな相馬は、徳川幕府譜代の藩でありながらポケモンバトルどころか笠間藩ジムの運営にも及び腰な己のトレーナー藩主へのもどかしさを抱えているらしい。
 帰り際、千鶴がトレーナーだと知った相馬は、眩しそうに目を細めると、悲しげに言う。
「君のような年端のいかぬ者でも、トレーナーとして活動しているというのに、徳川譜代の我が藩は……」
 そう口にした相馬の複雑そうな言葉が気になったものの、その場は何事もなく別れ――それから二年後、三度目に会うときには、彼は脱藩し、野生のポケモンとして新選組への入隊を望んだのだった。
「雪村先輩! こっちです!」
「先輩、お願いしますっ」
「う、うん……!」
 ぴしっと姿勢を正して並ぶ二人の青年に、千鶴は意を決してモンスターボールを投げる。少し上向きに飛んだ二つのボールを追い、相馬と、同時期に入隊した野村は走り出した。そうして自らボールに当たりに行くと、二人を吸い込んだモンスターボールはコロリコロリと揺れ、やがて静かになる。
 千鶴は二人が納まったモンスターボールを拾い上げると、ボタンを押してまた外へ出してやった。自分の身体をしげしげと眺め、見たところ何も変わっていないのを不思議そうにしている相馬と野村だったが、様子を見守っていた土方が近づいてくると慌てて頭を下げる。
 歩いてきた土方は千鶴をちらりと見てから、新しく局長付小姓となった相馬と野村を見据えた。
「これでおまえらもうちの正式な隊士だ。局長の小姓として、そして――雪村の護衛として、こいつの素性を他の隊士から守ってやってくれ。事情を知るのは昨日あの場にいた幹部たちだけなんだからな」
「はい、もちろんです! 命に代えても、雪村先輩をお守りします!」
「任せてください!」
 昨晩、近藤や土方とは親しくない幹部に千鶴の性別や事情を勘ぐられたのだが、その場をこの相馬と野村が庇ったのだ。元々近藤は二人を見込んでいずれ事情を話すつもりだったらしいのだが、ともあれそういう運びで二人もまた千鶴のポケモンとなったのだった。
「おまえもこれでますますトレーナーらしくなってきたじゃねえか」
「そうでしょうか? まだ一度もポケモンバトルしたことありませんけど……」
「何もバトルするだけがトレーナーじゃねえ。ポケモンブリーダーのつもりで茶でも淹れろ」
 ポケモンブリーダーがポケモンに茶を出すのは普通では考えにくいことなのだが、純粋な千鶴はそんなことには気付きもせず、土方の小姓ポケモンの振りを続けるのだった。


 誠の武士ポケモンを目指す隊士たちとにぎやかな日々を過ごす千鶴だったが、その生活はただ明るい物ばかりではなかった。ハゲ医者ポケモンの父・雪村綱道は新選組において変若水という薬を使ってポケモンを羅刹という凶暴な化け物に変えてしまう実験を行っていたというのだ。新選組の土方らが綱道を探しているというのも、綱道が研究を途中で放り出して行方をくらませてしまったからというのが理由だった。
 羅刹は強大な力と回復力を得る代わりに大半が理性を失い、血を求め狂ってしまうという重大な副作用を抱えていた。総長の山南もこの薬を飲み羅刹になってしまうのだが、彼は強靭な意思の力でどうにか理性を保っている。そうして羅刹と化した隊士ポケモンたちを羅刹隊としてまとめあげ、変若水を改良することで羅刹隊士たちは少しずつ理性を保てるようになり、統率も取れるようになっていた。
 理性を保てるようになってきたとはいえ、血に酔えば狂ってしまう羅刹の性質は変わらない。千鶴は新選組のためにも綱道を探し、新選組の隊士ポケモンたちを救わなければと決意するのだった。

 あとなんか千鶴の昔の知り合いだと言うイケメンが土方の昔なじみであったりもしたのだが尺がないので割愛する。彼もまたポケモンで千鶴にゲットされたいのだが既に将軍の持ちポケであったために叶わないのであった。華ノ章途中で野良ポケモンに戻るまでの辛抱である。
 方言が難しすぎる野生のポケモンも省略するが、大体のルートで人知れずモノローグ死を迎える、とにかくいい声で時々福山●治に見えるイケメンであった。プリウスには乗っていない。

 千鶴がそうして順調に隊士ポケモンをゲットしていくうちに、不思議なライバルとも遭遇してしまう。強靭な肉体を持った彼は自らを鬼と名乗り、千鶴もまた鬼なのだと告げる。傷が早く治ってしまう体質だった千鶴はその理由が彼の言う鬼だからなのだろうかと困惑するが、戸惑う千鶴に構うことなく、その男――風間千景は千鶴を嫁にして一緒にポケモンマスターを目指すのだと一方的に告げる。
 自らのポケモントレーナーを奪われてなるものかと隊士たちも奮戦するが、風間は持ちポケの天霧、不知火を率いて何度も新選組と刃を交えることになるのであった。


 夜半、新選組の屯所は風間の襲撃を受けていた。千鶴を人質にして土方ら幹部ポケモンと対する風間は、余裕の笑みを浮かべている。
 トレーナーとはいえ、それはほぼ建前。千鶴はゲットした幹部隊士たちを常にボールの外へ出している状態だ。自ら抵抗することも出来ないが、ポケモンを奪われることもない。駆け付けた幹部ポケモンたちは緊張した面持ちで刀を抜き放つと、風間を取り囲んでじりじりと距離を測っていた。
「くくく……ポケモン風情が! 西の鬼の主であるこの俺に敵うとでも思っているのか! 貴様らと、貴様らの飼っているまがい物どもをことごとく葬り、我が嫁に真のポケモントレーナーの強さを見せてやろうではないか!」
「や、やめてください! 私はあなたと一緒には行きません! ポケモンマスターも目指しません!」
「ふん、貴様の貴重な女鬼の血、ポケモントレーナーに成らずしてどうするというのだ。俺の子を産み、さらに優秀なポケモントレーナーを育てるためおまえの血は必要だ。傷つけても多少の傷は治る鬼の身体、これ以上歯向かえば痛みによる躾もやぶさかではない」
「そんな……!」
 なんだかよく分からない内に求婚されたらしいが、風間は千鶴の気持ちなど意に介することなく連れ去ろうとしていた。あげく子を産ませるなどと言うのだからこの時点で既にセクハラである。ヤダー! サイテー!
 まわりを取り囲む幹部たちも好き放題言われて我慢ならず、それは風間の正面に立つ土方も同じだった。刀を正眼に構えると、居並ぶ幹部たちへ檄を飛ばす。
「散開! 構え! 雪村には絶対に当てるんじゃねえぞ!」
「おおっ!」
「雪村、おまえは目ぇ閉じてろ! いいと言うまで絶対に開けるんじゃねえ!」
「は、はいっ!」
 千鶴は命じられるままにぎゅっと目を閉じた。こうなってしまえば、未熟なトレーナーである千鶴にはどうしようもない。千鶴が指示を出すより、長らく野生のポケモンであった土方たちに任せるほうがいい。それに、千鶴には不思議と妙な安心感があった。風間に囚われてなお、彼らとどこか繋がっているような気がしているのだ。これがポケモンとトレーナーとの絆なのかは分からないが、千鶴は土方を信じて瞼を閉じる。
 それを見た土方は、ふっと笑みを浮かべると小さく頷いた。目を閉じた千鶴がそれを目にすることはなかったが、それは確かに、信頼を見せた笑みだった。
 そうして土方はその笑みを消すと、刀を手に走り出す。
「いくぜ鬼さんよぉ! てめぇが侮ったポケモン風情の力、味わってみな!」
 叫ぶや否や、土方は真っ先に斬りかかっていく。力強く踏み込み刀を上段に振りかぶると、駆けた勢いのままに地面を蹴り上げる。
「くらえっ、すなかけっ!」
「なっ!?」
 刀で斬りかかられるとばかり思っていた風間は顔面に砂を蹴りかけられ、それを目を閉じて交わす。腕で振り払いたいが、右手は刀、左腕には千鶴を抱えていて身動きが取れない。
 その隙に風間へ肉薄した土方は、風間の右腕を狙って斬り上げる。瞬時に刀でそれを受けた風間は片腕でそれを弾くと、たたらを踏んで後退した。
「ぐっ、おのれ……!」
「次だ! いけっ、原田! みだれづき! 斎藤、いあいぎり!」
「うおぉおおおおっ!」
「……はぁッ!!」
 散開し、風間の背後へ回っていた原田が槍を五月雨に突きかかると、風間は振り返って飛び退り右手の刀で槍の切っ先を弾く。しかしその間に左後方――現在の風間の右側面へと回っていた斎藤は、一弾指に刀を抜き放つ。目にも止まらぬ速さで鞘走った刃が、正確に風間の右の脇腹を裂いた。
「ぐあああっ!」
「今だ! 新八、たいあたり!」
「任せろっ!」
「平助、でんこうせっか!」
「ああっ!」
 居合いの衝撃によりひるんだ風間へ永倉が思い切り当身を喰らわせると、それを追うように駆け抜けた平助が、風間の腕の中から千鶴を奪い返す。腕を引き、半ば抱きかかえるようにして駆け抜けると、あっという間に離脱していく。風間も慌てて手を伸ばすが、永倉に吹き飛ばされ届かない。
 そうして再び隊士たちが風間から距離を取り輪になって囲んだときには、既に千鶴は隊士たちの後ろ、安全な場所まで逃げおおせていた。しかし、まだ戦いが終わった訳ではない。じりじりと隙を伺う幹部隊士たちに囲まれた中で、風間は怒りに震えていた。
「おのれ……おのれ、このポケモン風情が! ポケモンごときが、鬼であるこの俺に――いや、トレーナーに直接攻撃を仕掛けただと!? どういうことだ!!」
「はっ、甘っちょろいこと言ってんじゃねえ! ポケスペじゃあ真っ先に狙われんのがトレーナーってもんだろうが! ポケモンバトルってのはなァ、遊びじゃねえんだ。ポケモン倒すよりトレーナーを倒したほうが早えんだよ!!」
 煽るようにせせら笑う土方の台詞はまるで悪役のようだが、ポケモンでは一部そういう世界があるのもまた事実であった。ポケスペのトレーナーは大体酷い目に合って死にかけている。戦いとは非情なものなのだ。
 持ちポケである天霧と不知火を平隊士たちへ差し向けていた風間は、この場に集まる幹部隊士ポケモンたちを、鬼の身とはいえ一人でどうにかせねばならない。ポケモンバトルとは到底言えない状態に風間は更に怒りを膨れ上がらせるが、自分がまず先に勝手にポケモンバトルを仕掛けて千鶴を拉致しようとしたのが悪いのでどうしようもなかった。
「さぁ雪村は返してもらったぜ。これで俺たちも本気が出せるってもんだ」
「ほざけ、今の攻撃に手を抜いていたとでも言うのか?」
 鬼である風間は、斎藤の居合いで切り裂かれた傷が少しずつ塞がっていた。千鶴は奪い返されてしまったが、身軽になったと思えばいい。この場にいる隊士たちを皆殺しにして、改めて連れ去ればいいだけのこと。
 そう考えニタリと笑んだ風間の前に、一人の男が近づいてくる。眼鏡をかけ、冷ややかな眼差しを浮かべていたのは、新選組総長の山南であった。
「攻撃は全力でした。新選組は相手が誰であろうと後れを取ってはなりませんからね。常に全力です。本気というのは、つまりこういうことです! 野村君!」
「いっくぜえ! くらえっ、しびれごなっ!」
 いつの間に移動していたのか、近くの屋根に上がっていた野村が大きな袋を風間に向けて投げ落とした。既に切れ込みでも入れられていたのか、淡く色のついた粉が飛散する。
「な、なにっ!?」
「皆さん、下がって! 今です、相馬君!」
「はいっ! 雪村先輩に触れた怨み、晴らさせてもらうぞ! ひのこ!!」
 千鶴を助け出すどころか地上で護衛すらさせてもらえなかった怒りも込めた相馬が振り被って投げ落としたのは、ひのこというかモロ松明だ。風間がそれに気づいたときには、幹部隊士たちは千鶴を抱えたまま全速力で逃げ出していた。指示を出していた山南、屋根の上にいた相馬、野村も同様である。
 舞い散るしびれごなに松明から飛び散ったひのこが掛かった、その瞬間――。

 ドオォオオオン! と、鼓膜も割れんばかりの大爆発が起きたのであった。

 飛散した粉末に着火することで連鎖的に爆発を引き起こす、粉塵爆発である。
 鬼の治癒力が刀傷を治してしまうのであれば、爆散させればいい。
 山南が提案したこの作戦はあまりにむごいものであったが、この話は繊細な乙女向けではないので大丈夫だった。本編では出来ないことをするのが二次創作である。
 そしてこの話はR18Gではないので、風間の死体があちこちに飛び散ることもなかった。あちこち焦げ、髪はふっかふかのパンチパーマ状態になりながらもゲホゴホとむせながら這い出てきた風間は、鞘を支えにどうにか立ち上がると、何とか顔を拭って傲岸不遜に――ものすごく遠くの物陰からこちらを見ている隊士たちへ――言い放つ。
「今日はこれくらいにしておいてやろう!」
 そして懐からそっとふしぎなアメを取り出すと、懐紙に包みその場へ置いて立ち去って行った。アイテムと所持金を置いて行くのは倒されたトレーナーのマナーである。爆発に驚いて駆け付けた天霧と不知火が風間のふかふかの髪を見て驚いたり吹き出したりしていたが、ともあれ彼らポケモンも一緒に去っていったのであった。
 屋根から下りた相馬と野村が消火作業に追われる中、土方が千鶴に「もういいぞ」と声を掛けると、その場にへたり込んだ千鶴は呆然と黒煙の立ち上る屯所の前庭を見つめる。幸い建物には被害が及んでいないものの、境内はどこの戦場かという光景だ。目を閉じていても、叫んでいる技の名前で何が起きたのかは想像がついている。そんな千鶴に近づいた原田は彼女の頭を撫でると、優しく微笑みかけた。
「よく頑張ったな」
「い、いえ……特に何もしてませんし……」
「おまえはいいポケモントレーナーになれると思うぜ」
「ええ……?」
 困惑する千鶴を置いてきぼりにして、幹部たちはやれやれと晴れやかな笑顔で屯所へ戻っていく。近藤を守って屯所の奥へ下がっていた沖田や井上も顔を見せ、天霧たちに当たっていた山崎や島田らも相馬たちに混じって消火作業へ参加していた。
 よろよろと立ち上がった千鶴は、誠の武士ってなんだろうとか、もうこれ刀いらないのではとか、様々な想いに胸を詰まらせて京の夜空を見上げる。輝く月明かりに父のハゲ頭を思い出しながら、不安に揺れる胸の内をそっと零すのだった。
「父様、私……良いポケモントレーナーになれるでしょうか……?」

 これより先、千鶴と隊士ポケモンたちにはまだまだ困難が降り注ぐ。しかし彼らは真のポケモントレーナー、誠の武士ポケモンを目指し、歩みを止めることはないのだ。
 そんなわけで、千鶴と隊士ポケモンの旅はまだまだ続く。続くったら続く。


<完>

♪まだまだたくさ〜ん かならずどこか〜に 隊士はいるはずっ
22日にポケモンGOがリリースされたので…(16.07.23.)